豆知識
あなたの建物のエレベーターは、築何年ですか?
もし、20年以上経過しているのであれば、そろそろリニューアルを検討する時期かもしれません。
エレベーターは、長年使用していると劣化や故障が発生する可能性があります。
故障が頻繁に起こると、乗客の安全や建物の管理に支障をきたすだけでなく、修理費用もかさみます。
そこで、エレベーターのリニューアルを検討する際には、まずリニューアルの種類について理解することが重要です。
この記事では、エレベーターリニューアルの種類について、それぞれのメリット・デメリット等を詳しく解説します。
目次
エレベーターは、私たちの生活に欠かせない重要な設備の一つです。
しかし、エレベーターも、長年使用していると劣化や故障が発生する可能性があります。
エレベーターが劣化すると故障の頻度が増え、安全性が低下する可能性が高くなります。
特に、エレベーターの安全性は深刻な問題で、エレベーターは、乗客の安全を守るために、さまざまな安全装置が搭載されていますが、これらの安全装置も劣化によって機能が低下する可能性があります。
たとえば、「エレベーターの扉が閉まらない」や「エレベーターが落下する」などの重大な事故が発生する可能性もあります。
また、エレベーターは、建物の顔ともいえる重要な設備です。
劣化したエレベーターをそのままにしておくと、建物の印象を悪くし、資産価値の低下にもつながる可能性があります。
そのため、エレベーターのリニューアルは、定期的に行うことが大切です。一般的に、エレベーターの耐用年数は約20~25年程度とされていますので、20年以上経過したエレベーターは、リニューアルを検討しましょう。
エレベーターのリニューアルには、大きく分けて以下の3つの種類があります。
全撤去リニューアルは、既存のエレベーターを撤去し、新しいエレベーターを設置する方法です。
作業は大規模であり、建物のエレベーターが全面的に新しく生まれ変わります。
準撤去リニューアルは、建物各階に固定されている既存部分は流用し、それ以外の部分を切り替える方法です。
制御リニューアルは、エレベーターの制御システムだけを新しいものに交換する方法です。
停電時自動着床装置や地震時管制運転装置などの機能追加も可能です。
全撤去リニューアル | 準撤去リニューアル | 制御リニューアル | |
---|---|---|---|
概要 | 既存エレベーターを全撤去し、新しいエレベーターを設置 | 既設部分の一部(三方枠や敷居等)は流用し、その他はすべて新品に交換 | 制御システム等を中心に機器を交換 |
工期 ※通常納期 | 約360日~ | 約180日~ | 約120日~ |
エレベーターが 使用できない期間 ※通常工事 | 約25~40日 | 約15~25日 | 約3~15日 |
費用 ※例 | 1500万程度~ | 1000万程度~ | 500万程度~ |
建築確認※1 | 必要 | 必要になる場合が多い | 必要のない場合が多い |
エレベーターリニューアルには、一般的に費用や工事期間、メリット・デメリットなどが異なる3つの種類があります。
建物の状況やリニューアルの目的に合わせて、適切な方法を選択することが大切です。
ここまでエレベーターリニューアルの種類についてご紹介してきました。
あなたは、どのリニューアル方法が適していると思いますか?
答えは、建物の構造や状況、予算などによって異なります。
エレベーターのリニューアルを検討している方は、ぜひ一度お問い合わせください。
あなたの建物に最適なプランをご提案いたします。
当社スタッフがお客様の昇降機(エレベーター・簡易リフト・小荷物専用昇降機)の状況(使用年数、故障箇所、不具合)等を伺い、必要であればリニューアル・部品交換も視野に入れた最善策をご提案いたします。
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