豆知識
エレベーターのワイヤーロープは、人が乗降するかごを吊っている重要な部品です。
では、そのワイヤーロープに”錆(さび)”が発見された場合は、どうすればいいでしょうか?
目次
もし、ワイヤーロープが錆びた状態のまま使用していると、破断する可能性があります。そのため、エレベーターの定期検査・保守点検などで「交換が必要」と指摘された場合は、ワイヤーロープ交換など、早急な対応が必要です。
エレベーターのワイヤーロープが錆びたとき、交換が必要かどうか、その判断基準について解説します。
交換の判断基準については、「平成20年国土交通省告示第283号」に記載されています。これは、エレベーターの定期検査を実施するための検査項目、検査方法および判断基準をまとめているものです。
“エレベーターのワイヤーロープが錆びたときの交換基準”については、「錆び及び錆びた摩耗粉の状況」の項目に記載されているので、見ていきましょう。
次に掲げる基準(以下「遊戯施設錆及び錆びた摩耗粉要是正判定基準」という。)のいずれかに該当すること。
つまり、上記の条件に当てはまるとき、エレベーターのワイヤーロープの交換等(要是正)が必要となります。
荷物用リフト(簡易リフト)においても、ワイヤーロープが錆びたときは、専門技術者の判断によって交換が必要となります。
もし、商品運搬中に、ワイヤーロープが破断すると、商品の破損につながり、復旧にも時間がかかる可能性があります。
当社スタッフがお客様の昇降機(エレベーター・簡易リフト・小荷物専用昇降機)の状況(使用年数、故障箇所、不具合)等を伺い、必要であればリニューアル・部品交換も視野に入れた最善策をご提案いたします。
アイニチは、仙台・千葉・埼玉・東京・神奈川・名古屋・大阪・岡山・福岡の全国9箇所の拠点だけでなく、専門会社とパートナーシップを結び、全国すべての都道府県をカバーしています。(一部離島を除く)全国どこでも迅速な対応が可能です。
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