豆知識
先日、お客様から「簡易リフトで昇降していた台車を搬出している時に、扉が落ちてきた。」というお問い合わせを頂きました。
幸い、扉は台車にぶつかっただけで、けが人はいませんでした。
原因を調査すると、扉のウエイトを吊るしているワイヤーロープのワイヤークリップが外れていました。
ワイヤークリップとは、ワイヤーロープを留めるときに使用するU字型ボルトのことです。
▲こちらの写真では、ワイヤークリップを使って、ワイヤーロープを輪の状態にしています。
この輪を使って、扉のウエイトを吊るしています。
扉のウエイトは、滑車を介して扉と繋がっており、扉を開いた状態に固定する役割があります。
つまり、ワイヤークリップが外れて、扉のウエイトが落ちることで、扉を開いた状態にすることができなくなり、扉が落下します。
扉が落ちた原因の調査後、再びワイヤークリップが外れるのを防ぐために、ワイヤークリップを一つから二つに増やしました。
当社スタッフがお客様の昇降機(エレベーター・簡易リフト・小荷物専用昇降機)の状況(使用年数、故障箇所、不具合)等を伺い、必要であればリニューアル・部品交換も視野に入れた最善策をご提案いたします。
アイニチは、仙台・千葉・埼玉・東京・神奈川・名古屋・大阪・岡山・福岡の全国9箇所の拠点だけでなく、専門会社とパートナーシップを結び、全国すべての都道府県をカバーしています。(一部離島を除く)全国どこでも迅速な対応が可能です。
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