部品別の事故事例
カゴ落下防止装置とは、その名の通り、リフト・エレベーターのカゴの落下を防ぐ装置です。
例えば、1階から2階に上がっている途中、かごが何らかのトラブルにより落下したとき、カゴ落下防止装置が作動し、落下を防止します。 ※カゴ落下防止装置が作動しないと床に衝突してしまいます。
<エレベーターの場合>
オーバースピードを検知した時に働く「調速機」、調速機とカゴを連結させている「SAF(非常止め装置)」、カゴ側面に取り付けられた「ガバナロープ」と呼ばれる部品が、カゴ落下防止装置として組み込まれています。
<小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の場合>
カゴ側面に付いたローラーがガイドレールに接触しており、これがカゴ落下防止装置として働きます。
1、カゴを吊っているワイヤーロープの素線切れ、緩み等の放置
ワイヤーロープの破断は素線切れの放置で発生し、ワイヤーロープのゆるみは長期間使用により発生します。 どちらもメンテナンス・保守点検を行っていないと摩耗により発生する可能性が高くなります。
2、天災によるワイヤーロープへのダメージ
地震の揺れによってカゴを吊っているワイヤーロープがゆるんだり滑車から外れたりすると、カゴ落下防止装置が働きます。
カゴ落下防止装置によってリフト・エレベーターのカゴの落下を防ぐ事が出来ても、下記のような状況であれば復旧までに時間と費用がかかります。
メンテナンス契約をしていれば、ワイヤーロープの素線切れ、ゆるみ等のトラブルを事前に発見して対応する事が出来ます。また、天災によってリフト・エレベーターのトラブルが発生した際も、定期的なご訪問でお客様の情報を把握しているため迅速なご対応が可能です。
当社スタッフがお客様の昇降機(エレベーター・簡易リフト・小荷物専用昇降機)の状況(使用年数、故障箇所、不具合)等を伺い、必要であればリニューアル・部品交換も視野に入れた最善策をご提案いたします。
アイニチは、仙台・千葉・埼玉・東京・神奈川・名古屋・大阪・岡山・福岡の全国9箇所の拠点だけでなく、専門会社とパートナーシップを結び、全国すべての都道府県をカバーしています。(一部離島を除く)全国どこでも迅速な対応が可能です。
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