部品別の事故事例
▲エレベーター底面の緩衝器(バネ式)を撮影
エレベーターのかごは、”厳しい基準に適合したワイヤーロープ”や”多くの安全装置”によって、落下事故を未然に防ぐように設計されています。
しかし、これで100%落下事故が防げるとはいいきれません。事故とは、予測不可能です。
そのため、万が一、「かごが落下したとき」または「かごが上昇しすぎたとき」に備えて、エレベーターの底面と天井面には、緩衝器(かんしょうき)と呼ばれる装置が取り付けられています。
緩衝器があることで、かごが衝突したときのショックを和らげることができます。
緩衝器には、「バネ式」と「油入式(ゆにゅうしき)」の2種類があります。
・バネ式は、バネの弾性力を利用して、衝撃を暖和します。
・油入式は、油圧抵抗を利用して、衝撃を暖和します。一般的に、定格速度が毎分60mを超えるエレベーターに取り付けられています。
緩衝器は、安全装置の一つです。
万が一の事故に備えて、正常に動作が行われる状態に保たなければなりません。
実際の検査では、目視により劣化の状況を確認します。「著しい劣化または腐敗」があれば交換が必要となります。
※油入式の場合は、目視の他にも検査項目が追加されます。
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