巻上機・モーターに不具合が起きたときの危険性

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巻上機は、昇降機(エレベーター・簡易リフト・小荷物専用昇降機)のかごを動かす重要な装置です。
巻上機に不具合が発生するとブレーキのききが悪くなりカゴと床の間に段差ができたり、異音や振動、油漏れ、さらには閉じ込め事故等に繋がる恐れがあります。

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▲簡易リフトの巻上機

巻上機のメンテナンス・調査内容

巻上機は定期的なメンテナンス・点検により、早期の不具合・トラブルの発見が可能です。
巻上機の不具合・トラブル発見のために以下のような調査をします。

  • 制動(ブレーキがかかってから止まるまでの距離)に異常はないか。安定しているか。
  • シーブ(メインロープのかかっている部分)の溝が減っていないか。
  • メインロープは伸びていないか。素線切れはしていないか。調整は必要か。等
素線切れについて

素線切れとは、ワイヤーロープ内の素線が切れる状態です。
1本素線切れが発生すると他の素線に負荷がかかり、突然の破断に繋がります。
定期点検をして素線切れが発生する前にワイヤーロープを交換することをおすすめします。

素線切れ

巻上機ブレーキの不具合によるエレベーター挟まれ事故について

巻上機のブレーキに不具合が起こると人がエレベーター内部の床部分と天井の間に挟まれる可能性があります。

ウエイトと呼ばれるおもりの重さは、「かご+定格積載量の半分」で設計されています。
このため、人がエレベーターに1人、2人しか乗っていない時は、かごよりウエイトの方が重くなります。

エレベーターの構造 エレベーター事故例

通常は、巻上機のブレーキが効いているので、かごが勝手に上がることはありませんが、
ブレーキに不具合が発生するとブレーキが効かなくなり、ウエイトの重さによって、扉が開いたまま、急にかごが上に動き、エレベーターに乗ろうとしている人が挟まる危険性があります。

エレベーターのメンテナンス・保守点検について

巻上機のリニューアル・交換・改修

巻上機は、かごを昇降させる重要な装置です。不具合を放置すると突然の故障・停止に繋がります。
故障・停止が発生してから対応すると修理業者との日程調整等によって、時間がかかる場合があります。その結果、業務に大きく支障が出てしまいます。
そのため、不具合が発生した場合は、早めの対応をおすすめします。

以下は、当社のリニューアル事例です。お客様の参考になれば幸いです。

乗用エレベーターの巻上機リニューアル

Wビル様では、老朽化により摩耗や錆(さび)が目立っており、オイル漏れとブレーキのききが悪くなるという症状がありました。 巻上機を交換することで、これらの症状を解消。安心、安全、快適に利用できるようになりました。

こちらが交換する前の巻上機です。油が漏れていたため拭きとったあとに雑巾を敷いています。

巻上機の油漏れ1  メインマシンの油漏れ モーターの油漏れ

屋上に設置されていた古い巻上機は、クレーンに吊るして撤去し、新しい巻上機に交換しました。

クレーンで運ぶ作業の様子  クレーン作業中

Before巻上機before1
After巻上機after2

長崎県Wビル様-乗用エレベーターのリニューアルを見る

小荷物専用昇降機(ダムウェーター)の巻上機リニューアル

Y役場様では、老朽化により巻上機とワイヤーロープの錆(さび)が目立っていました。今後も安心・安全に使用するために交換しました。

Beforeカウンターウェイトbefore1
Afterカウンターウェイトafter2

奈良県Y役場様-小荷物専用昇降機(ダムウェーター)のリニューアルを見る

リニューアルページはこちら

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