調速機・ガバナーロープ

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調速機・ガバナーロープとは、エレベーターの落下を防止する安全装置です。

街で見かける多くのエレベーターのカゴは、ワイヤーロープによって「つるべ式」に吊られており、巻上機(モーター)が回転することによって上がったり、下がったりします。

エレベーターの構造イラスト

図を見ると「もし、エレベーターのロープが切れてしまうとそのまま落下して、床に激突するのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、通常は落下と同時に調速機(ガバナー)が作動し、床への衝突を防止します。

落下事故を防止する仕組み

落下事故を防止するために調速機(ガバナー)と呼ばれる部品が重要な働きをします。

調速機とガバナーロープのイラスト図

調速機(ガバナー)は、エレベーターの昇降速度を監視する役割をもっています。
※エレベーターの速度が異常に早くなったときに安全装置を働かせます。

昇降速度は、ガバナーロープが調速機の主輪を回転させることによって伝わります。
調速機には振子が付いており、遠心力によって外側に開いたり、閉じたりします。
(昇降速度が早いと開き、遅いと閉じます)

もし、エレベーターのロープが切れてカゴが急降下すると、振子が大きく開き、普段は触れることのないスイッチに触れます。
スイッチが作動するとガバナーロープが固定されます。
ガバナーロープが固定されると、カゴに付いている非常止め装置が作動し、カゴの落下を防止します。

非常止め装置には、「早ぎき式(はやぎきしき)」と「次第ぎき式(しだいぎきしき)」と「スラックロープ式」があります。

  • 早ぎき式は、かごの落下を瞬時に停止させます。
  • 次第ぎき式は、かごの落下を徐々に減速させることが可能です。

どちらの非常止め装置を採用できるかは、法令で定められています。

調速機・ガバナーロープは、機械ですので使っていると劣化・消耗します。
定期的にメンテナンス・保守点検をして、正常に動作しているか調べる必要があります。

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